Eternal Snow

特別編/キャラ座談会、(一応)第1回目。

 

 

 

今回の特別版は、云わば「おまけ」的な超短編です。

本編とは直接の関係があるようで無いようなしかし断言出来ない代物です。

あくまでパラレル、ご都合主義に基づくものであることを強調させて戴きます。

何故そうなる!? といった非難轟々は一切受け付けられません。受け付けません。

また、座談会という形式の都合上、所謂「台本」形式を

採用しておりますことを御了承くださいませ。

 

 

 


 

 

 

 神奈&みちる「「祝! 第一部完結!」」

 

 

 観鈴「読者の皆さん、作者、相方のお二人、お疲れ様でした〜」

 

 

 佳乃「長かったね〜。全部で150話!

    管理人さんと副管理人さん、暇人さん一号二号に確定だね!」

 

 

 美咲「0.5話というのもいくつかありますから、数は多少増えますね。

    う〜ん……よく続くとは思います。褒めてない気も……しますけど」

 

 

 観鈴「で、でもそれくらい書いたから色んな人が来てくれたんだし。

    自業自得……えと、違う。自己満足、えと、これも違う……じ、自意識過剰?」

 

 

 神奈「……姉上、どんどん単語が悪化しておる。それ以上は云わぬが華じゃ。

    ともかく、第一部完結記念と言うことで我らが呼ばれた訳じゃが」

 

 

 みちる「にょわ〜〜〜〜! みちるの出番が無い〜〜!」

 

 

 佳乃「まぁみちるちゃんに限らずあたしも皆も、

    本編には殆ど出番が無かったんだよね。ぶー……つまんない」

 

 

 美咲「……仕方ないんですけどね。私達はもう……」

 

 

 観鈴「あわ、あわわ。み、美咲さん。暗くなっちゃ駄目〜!」

 

 

 神奈「あえて本編に出番がほぼ無い余達を呼ぶことで、

    無理やり登場頻度を誤魔化したいという魂胆が丸見えじゃの」

 

 

 観鈴「身も蓋もないよ神奈ちゃん……」

 

 

 みちる「でも本当にそうなんでしょ?」

 

 

 佳乃「管理人さんは卑怯者さん一号に任命だねっ!」

 

 

 神奈「うむ。こうして言わせる時点で隠す気も無いのであろうよ」

 

 

 美咲「あはは……。え〜っと……。

    ご挨拶はこの辺りでお終いにしまして、次のコーナーです」

 

 

 みちる「そんな予定あったっけ?」

 

(編注:単なる思い付き)

 

 

 


 

 

 

 観鈴「座談会緊急企画! 第一部総括感想のコーナー! どんどんぱふぱふ〜!」

 

 

 神奈「姉上……。口で言う程虚しいものはないぞ?」

 

 

 観鈴「そういうこと言う神奈ちゃん嫌いっ!」

 

 

 佳乃「神尾さん、どうどう、だよ」

 

 

 神奈「どちらにせよ気分で突然決まった企画じゃ。

    さして真面目にやる気もせんのだが……。

    仕方あるまいの。姉上。余と二人で司会進行するぞ、ついて参れ〜」

 

 

 観鈴「あ、神奈ちゃんが相手なんだ。なんかお姉ちゃん未来が見えたよ」

 

 

 神奈「何を訳の解らぬことを言っておるのじゃ姉上は。

    まぁよい、では早速ゆくぞ! まずは我が伴侶! 祐一編からじゃ!」

 

 

 観鈴「神奈ちゃん、いきなり過ぎて

    絶対読者さん付いてきてないよ……せめて何するか説明しなきゃ」

 

 

 神奈「む。めんどくさい事を。さっきの姉上の一言で充分じゃろうに」

 

 

 観鈴「全然足りないよ。もう、神奈ちゃんてば

    そういうトコだけ祐一さんに似てるんだから」

 

 

 神奈「な!? よ、よよよよよ余と、ゆ、ゆゆゆゆ祐一が!?

    ど、どどどど何処が似てると言うのじゃ〜〜〜〜!?」

 

 

 観鈴「神奈ちゃん、話進まないから無視するね?……えっと、改めまして。

    このコーナーでは私達五人がそれぞれ第一部各章の感想を言ってみます。

    第一部の総合まとめ、とでも思って下さい」

 

 

 神奈「く。ノリの悪い姉上め。

    ……そういう姉上とて“まいぺーす”な所は往人殿似ではないか」

 

 

 観鈴「何か言ったかな、神奈ちゃん?」

 

 

 神奈「いや別に。瑣末事に過ぎぬよ。では早速、祐一編からじゃな」

 

 

 観鈴「うん、そうだね。祐一さんなら、担当は神奈ちゃんにお任せするよ」

 

 

 

――――【祐一編】

 

 

 神奈「うむ。任せぃ! さて、感想と行くかの。

    とはいえ。まぁ、何と云うか。地味〜な物語じゃったな」

 

 

 観鈴「え? も、もうちょっと他に言い方無いの?」

 

 

 神奈「無茶を言わんでくれ姉上。アレをそれ以外の何と表せと言うのじゃ。

    “地味の一言に始まり地味に終わった”――――それは事実じゃからの。

    確かに全体的な説明章の役割を果たすから致し方ない部分はあろうが

    正直言ってあれでは祐一の何がどう凄いかさっぱり解らぬわ」

 

 

 観鈴「うう、丸っきり間違いじゃないから文句も言いにくいよ……」

 

 

 神奈「何を項垂れておるのじゃ。……仕方ない姉上じゃのぉ。

    ともあれ、やることはこんなものよの。次の担当任せるぞ、美咲殿」

 

 

 

――――【純一編】

 

 

 美咲「あ、はい。純一さん編の感想を担当します鷺澤美咲です。

    読者の皆様、どうぞ宜しくお願いしますね」

 

 

 神奈「合いの手を打つのは引き続き余じゃ。宜しく頼むぞ」

 

 

 美咲「では、僭越ながら……ですが。純一さんのお話――――素敵ですよね?」

 

 

 神奈「いきなり惚気から始まるとは……美咲殿、やりおるな」

 

 

 美咲「―――!? あ、ご、ごめんなさい! 

    つい思わず隠すつもりのなかった本音が!」

 

 

 神奈「……誤魔化せとらん誤魔化せとらん。というかその気も無いじゃろ」

 

 

 美咲「〜〜〜ご、ごほごほ。気を取り直して感想です。

    そうですね、初回の祐一さんのお話を踏まえた上で、

    様々なパターンを試してらっしゃる感じが伝わりますね。

    私を主題にした開始早々のシリアス、さやかお姉さんの登場から始まる

    所謂“どたばたコメディ”、そこから派生する形での戦闘シーン。

    言い方はアレですが、試行錯誤の連続という雰囲気ですね」

 

 

 神奈「意外にいい性格しておるの、お主。しかしその通りじゃな。

    この当時は描写に関しても粗さが目立つ分、

    勢いで乗り切っている面があからさまじゃし」

 

 

 美咲「その分純一さんが素敵ですから構わないですよ?」

 

 

 神奈「……恋は盲目じゃなぁ。さて、感想はこの辺りか。では、続いて舞人殿」

 

 

 

――――【舞人編】

 

 

 

 みちる「うにゅー。みちるは全然関係無いけど、折角の出番を無駄には出来ないし。

     担当はみちると、相棒は――――神奈で!」

 

 

 神奈「一応目上なのじゃから“さん”位付けたらどうじゃ?

    これでも翼人としてはお主の先輩なのじゃぞ?」

 

 

 みちる「みちるはそんなのきにしないのだー!……どうせできそこないだし。

     さ、ぱっぱと終わらせて一弥編の感想〜!」

 

 

 神奈「む、一瞬“とらうま”を抉ってしもうたか?

    しかし成程。本音はそっちじゃったか。ならば是非も無い。

    ではみちる? 思う存分感想を述べるがよい!」

 

 

 みちる「にゅわ! お任せ! 舞人編は一言で言うなら“ラブコメ”!

     原作をできるだけいれよ〜! って気持ちで書いたんだって。

     キャラクターの雰囲気を出そう出そうとした分、物語としては二の次!」

 

 

 神奈「うむ。よう出来たの。一応補足するならば、

    それでも戦闘ありの伏線ありの真面目ありの節操なしじゃ。

    まぁそれ散る好きの作者は徹底的に楽しんだ、とのことらしいぞ」

 

 

 みちる「みちるには関係なし! 次次次次〜〜〜!」

 

 

 

――――【浩平編】

 

 

 

 佳乃「皆が待ってた美少女第一号! 佳乃りん、降臨だよ〜!」

 

 

 神奈「よし。サクサク行くぞ」

 

 

 佳乃「が〜ん!? 神奈ちゃん酷いよ〜! 普通にスルーされたよ〜!」

 

 

 神奈「仕方無かろう? 無駄に手をこまねいているとみちるが怒る」

 

 

 佳乃「う〜。もぅ、しょうがないな〜。じゃ、早速だけど

    佳乃りんの恋人永久欠番! 浩平君編の感想〜」

 

 

 神奈「急に“てんしょん”が落ちたり戻ったり、忙しない娘じゃなぁ」

 

 

 佳乃「ま、気にしない気にしない! 

    気にしたら髪が薄くなるってお姉ちゃん言ってたし!

    えっと、浩平君のお話はね〜……作者さん曰く、

    『この辺りからようやくそこそこ読めなくはない代物になったかな……?』

    って分析してる感じらしいよ? 

    要するにエタスノに慣れるまで60話も掛かったんだね!」

 

 

 神奈「実は番外編やらを含めてやるともっとなのじゃ。牛歩のように鈍いの」

 

 

 佳乃「あはは! まーそれはそれとして、浩平君の所からネタに走ったよね?

    最初は全然予定になかった全般編のライブとか、いい例だよ」

 

 

 神奈「確かに。そう言えばこの話がきっかけで

    小ネタが送られるようになったのじゃったな」

 

 

 佳乃「そう考えると感慨深いよね〜……うわ! 佳乃ちゃん哲学!」

 

 

 神奈「いや、哲学は関係なかろうて。

    しかし浩平殿の話は“しなりお”的にも大きい意味を有しておる。

    全般編を除けば最も多くの“正体発覚”を起こした回じゃしな」

 

 

 佳乃「そうだね〜。ちなみにそれとは別で、浩平君編は佳乃りんに代わって

    瑞佳ちゃんと茜ちゃんを対ヒロインにすることを決断した回でもあるんだって。

    その所為で司君の設定が誕生したり、とか色々あったらしいよ?」

 

 

 神奈「そう言えば聴こえは良いが、実際は行き当たりばったりじゃよ。

    その証拠に、重大な失敗をしたと作者は自覚しておる」

 

 

 佳乃「失敗?」

 

 

 神奈「うむ。この回で他の女性陣……。

    つまり原作での“ひろいん”を出さなかったことを後悔しているのじゃ。

    下手をすると人数超過を理由に、原作にて正式な“めいんひろいん”だった

    みさき嬢や澪嬢、繭嬢を“さぶきゃら”として扱う可能性があると言っておった」

 

 

 佳乃「うわ、最悪だね」

 

 

 神奈「さよう。まぁ一理ある故にあまり強くも言えぬのじゃがな」

 

 

 

――――【朋也編】

 

 

 佳乃「あ、このまま続き? えっと、浩平君の先輩さんだね」

 

 

 神奈「じゃな。今回も余達とは直接の関係が無い人物なので、

    このまま我らが感想に移っても問題はあるまい。

    さて、朋也殿の物語か……これは……うーむ」

 

 

 佳乃「何て言うか迷うけど……第一部で一番平和〜ってお話だよね?」

 

 

 神奈「……ふむ、確かに“いえす”じゃ。

    あくまで“ほのぼの”を主体にし、それ以外のことは一切無し! という具合。

    そういう角度からすれば、本編でありながら外伝という位置付けとも取れるの」

 

 

 佳乃「浩平君達主人公の中でも、一人だけ【神器】じゃないし、複雑な感じだよ〜」

 

 

 神奈「云わば異質じゃな。しかし彼が与える“物語への影響”は大きいぞ」

 

 

 

――――【一弥編】

 

 

 美咲「えっと……という訳で一弥さん編なんですけど……あの、みちるさん?」

 

 

 みちる「…………――――何?」

 

 

 美咲「何故シャドーボクシングなさっているんですか?」

 

 

 みちる「かずやのうわきもの〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

 

 

 美咲「……あ、そういうことですか。納得です。

    とりあえず私としては、純一さんが出たので満足です」

 

 

 みちる「にょわ〜〜〜〜! あの、あの、あの馬鹿ぁぁぁぁっ!」

 

 

 美咲「う〜ん、そうですね。みちるさんの怒りも尤もですが、

    物語としては色々な意味で“冒険的”な内容だったと思いませんか?」

 

 

 みちる「う〜……一弥の浮気のこと?」

 

 

 美咲「それも勿論……無くはないですけど、お話としてもです。

    純一さんの方にお話を絡めたりしてますし。

    一から十までラブコメ、って感じなのも久し振りですし。

    多方面に挑戦した、という感じはあるんじゃないですか?」

 

 

 みちる「そりゃそうかもしれないけど……。

     お話の終わりが戦闘、ってやり方はワンパターンだ〜っ!」

 

 

 美咲「あう」

 

 

 

――――【全般編】

 

 

 神奈「皆の衆お疲れじゃったの。此処からは再び余が参るぞ。

    さ、姉上! 我が相棒として存分に腕を振るわれよ!」

 

 

 観鈴「何もしなくてもいいよ……神奈ちゃんに任せる。……疲れたよ、色々」

 

 

 神奈「そういうことならば。さて、全般編じゃが……そうだのぅ。

    100話以上をつぎ込んでようやく本当の意味での序章開始じゃな。

    “すたーと”と同時に“ふぃなーれ”でもあるからの、本当に色々な内容じゃ。

    一口に恋愛要素だけで捉えても、その様式は様々となっておる。

    “しりあす”・“こめでぃ”・“ほのぼの”・“だーく”だからな」

 

 

 観鈴「あ。今度はまじめさんだ」

 

 

 神奈「余はいつも真面目じゃ、心外なことは言わんでくれ。

    こほん。かつてのような勢いに任せた描写は身を潜めたが、

    その分小さく纏まった書き方になっている、と作者は自己分析しておる。

    猛省中という奴じゃが――――解っておるならなんとかせい! 全く。

    ともあれ、『第一部でやりたかったこと』の殆どは達成したらしいぞ。

    全て、と言わないのは自省の為とかたわ言をほざいておるがな」

 

 

 観鈴「うーん。神奈ちゃん厳しいね〜」

 

 

 神奈「当然じゃ。ただでさえエタスノは物語の“てーま”が重いからの。

    常々自己評価をしておかねば足元を掬われる。

    “てーま”にしても……例えば――――そうじゃな。

    【選択の違い】というのがあろう?」

 

 

 観鈴「選択?」

 

 

 神奈「うむ。エタスノで祐一と往人殿、

    一弥殿や美凪殿が象徴と云われる所以がソレじゃ。

    永遠という選択をした往人殿と美凪殿、神器という選択をした祐一と一弥殿。

    “人生は選択の連続”とも言われる。今後、祐一達が如何なる選択を強要され、

    また如何なる選択を自ら取ることとなるのか……楽しみに待ちたい所じゃ」

 

 

 観鈴「往人さん……」

 

 

 神奈「記憶の中より余を消さぬ祐一がどんな道を進むか、という点でも……興味深い。

    願わくば……苦しまないで欲しい。

    逢うことが叶わないのなら――――どうか、笑っていて欲しい。

    余が隣に居らぬことは、確かに辛いが……余は、もはや死人。

    云わば過去の人間じゃ。囚われすぎれば永遠に堕ちる。それは、望まぬ」

 

 

 観鈴「――――っ」

 

 

 神奈「……往人殿を責めた訳ではないよ。あの選択も、尊い。

    その意味で姉上が羨ましいぞ? 自らを顧みない強さがあの御仁にはある。

    姉上は、それ程に愛されているのだからな」

 

 

 観鈴「……ありがとね、神奈ちゃん」

 

 

 神奈「うむ――――さて、それはそれとして、じゃ」

 

 

 観鈴「???」

 

 

 神奈「150話もあって余の出番が無いのはどういうことじゃーーー!

    祐一がこの物語――“Eternal Snow”の主人公であるのならば、

    どう見ても正式な“めいんひろいん”は余の筈じゃないのかぁっ!?

    改めて言うぞ! この扱いは――――――不満じゃああああああっ!」

 

 

 観鈴「……色々ぶち壊しだよ神奈ちゃん。

    でも、確か前に作者さんの相方さんが言ってたような……?

    『エタスノにメインヒロインなんていねぇよ』って」

 

 

 神奈「(全く聞こえた様子も無く)なんじゃあの佐祐理とかいう娘! 

    誰に許可を得て祐一といい雰囲気になっておる!

    あれか!? 胸か! それとも年上のお姉さんの包容力か!?

 

 

 観鈴「ヤケに具体的だよ……」

 

 

 神奈「あまつさえ、あまつさえ――――名雪じゃと!?

    誰の許しを得て祐一とせ、せ、せせせせせせせせせ接吻なぞっ!

    余は、余は……そなた達のことなぞ知らぬわ〜〜〜〜〜〜〜〜!」

 

 

 観鈴「前に祐一さん言ってたことあるよ? 住んでた地元の幼馴染さんだって。

    神奈ちゃんだって聞いたことあるでしょ?」

 

 

 神奈「そーゆーいみではないわーーーーーー!

 

 

 観鈴「……が、がお。神奈ちゃん怒った……。

    それにそもそも“苦しまないで”って言うのと矛盾してるよ……」

 

 

 神奈「全く! あの女たらしが!……一体全体あんな男の何処がいいのじゃ」

 

 

 観鈴「それ、神奈ちゃんが一番人の事言えないことなんじゃないかなぁ」

 

 

 神奈「大体祐一あの馬鹿 は……変な所で性格は悪いし、

    すぐ人のことを小馬鹿にするし、根本的に意地悪だし。

    でも優しいし――――ああそれに」

 

 

 観鈴「結局神奈ちゃんだって惚気てるし。ていうか感想とかじゃなくて

    完全に神奈ちゃんメインの毒舌コーナーだったような……。

    ねぇ皆? わたし、疲れちゃった……もう、ゴールしても……いいよね?」

 

 

 佳乃「わ〜! 駄目! 駄目だよその台詞!

    どう頑張っても死亡フラグさんまっしぐらだよ〜〜〜!」

 

 

 みちる「観鈴〜! もう死んでるけど死んじゃ駄目〜〜〜!」

 

 

 美咲「……え、えっと。混乱していますので次のコーナー。

    【Eternal Snow】第二部、先行紹介です」

 

 

 


 

 

 

 神奈「と云う訳で先行解説じゃ」

 

 

 みちる「にょわ。何事も無かったかのように振舞ってる!」

 

 

 神奈「ふ。瑣末事よ」

 

 

 観鈴「あ。……あの星、きれい――――」

 

 

 佳乃「駄目〜! あれ死兆星〜〜〜!」

 

 

 美咲「脈が無くなってます!」

 

 

 みちる「そりゃ、もう死んでるし」

 

 

 佳乃「わーんっ! おね〜ちゃ〜〜ん! 助けて〜〜〜!」

 

 

 

――――【第二部、解説】

 

 

 

 神奈「全く。余裕が無いのぉ。ま、姉上は皆に任せるとして本題じゃ。

    第二部は、祐一達主人公が恋人を喪失後、“神器になる前”より始まり、

    黒十字脱退、任命直後を描く。第一部とは異なり、その過去編となる予定じゃ。

    予定では50話を目処とし、主要主人公は朋也殿。

    彼を軸に第一部では明かされなかったそれぞれの姿を書くつもり、とのこと」

 

 

 

 観鈴「――――往人さん、私のこと……忘れてください」

 

 

 佳乃「それAir違うよ〜〜〜っ!」

 

 

 

 神奈「ふぅ、やかましいの。……ともかく、じゃ。

    中身としては、余を含めたここにいる面子が全員居なくなった後からとなる。

    少なからず“とらうま”色があるのは否めない事実じゃろう。

    尚、物語の都合上、原作“ひろいんきゃら”の出番はほぼ無いと思われる。

    ん? 我らは回想扱い確定?――――責任者何処じゃぁぁぁっっ!?

 

 

 

 観鈴「――――はぅっ!」

 

 

 美咲「脈拍戻りましたぁ」

 

 

 佳乃「神奈ちゃんの大声が効いたんだよ!」

 

 

 みちる「絶対偶然だと思う……」

 

 

 

――――【総括】

 

 

 

 観鈴「……もう、神奈ちゃんには任せて置けないよ。

    最後は、私が責任を持って終わらせるよ! 往人さん、わたし、がんばる!」

 

 

 神奈「むぐ〜! むぐ〜! ……むぐ?」

 

 

 観鈴「無駄だよ神奈ちゃん。その猿轡は外せないよ――――こほん。

    色々ありました【Eternal Snow】ですが、

    これにて正真正銘第一部はおしまいです。

    これまでお付き合いしてくださった皆様、本当に有り難う御座いました。

    Eternal Snow第二部 Missing Link編もどうぞ宜しくお願いします!」

 

 

 ???「ML編――――風子、満を持して登場ですっ!」

 

 

 他面子『――――え? 誰!?』

 

 

 神奈「(猿轡を外し)……ふぅ、酷いことをするものじゃ。

    んーむ。ちと調べてみたがお主、登場と言いつつ相当先まで出番ないぞ?」

 

 

 ???「プチ最悪ですっ!(>_<)」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

内容はあくまでギャグですが、予告は(多分)本当です(挨拶

 

 

さて、冗談はともあれ――――遂に第一部終わりました。

長かった……ほんっきで……長かった。途中何度挫折しようと思ったか。

途中どれだけの方に見限られてきたか……考えたくもありません(苦笑

そんな中、ここまで御覧戴いた皆様には感謝以外の言葉はありません。

語るべきことは山程ありますが、此処で相方よりコメントを頂戴。

 

 

 

――――以下、終名

 

どうも、こんにちは皆さん。副管理人こと相方こと終名です。

日頃サイト内にちっとも出現しない私で(以下長ったらしいので省略じゃby神奈)

……という訳で長かったエタスノも遂に第一部完、となりました。ええ、第一部完です。

つまりはこの先まだまだエタスノは続くのです。後どれだけ残ってるのかなぁ……。

だって他にもあの(わ、これネタバレだからカットだよby観鈴)まぁともあれ、

これからも長い付き合いになると思いますので、管理人共々宜しくお願いします。

 

副管理人 終名

 

 

 

――――以下、神室儀に戻ります。

 

 

相方の言う通り、“まだ”第一部です。予定では“まだ”続きます。

続く分、いつまで続けていられるかという不安は限りなくありますが

可能な限り書いていたいですね。本当にそう思います。

思えばこのエタスノという作品は、

私が「読者として楽しめるモノ」として始めました。

書きたいから書くのではなく、読みたいから書く……そういう気持ちで書いてきました。

しかし、これまで続けてきた中、何も無かった訳ではありません。

油断、慢心。そういった失敗を重ねてしまった過去があります。

自分が気付いていないだけで今この瞬間もそうかもしれません。

また、少なからず中傷もされました。それを如何、というよりも、

そういったことに対して強く在れない自分を不甲斐無く思ったこともあります。

気付かぬ内に、不特定多数の皆様にはご不快を与えてきたことでしょう。

それに対し、この場を借りて改めて謝罪すると同時、

そんな私の作品を気に入って下さっている皆様に深い感謝の念を抱く次第です。

 

最後に。

いつまで経っても不甲斐無さの抜けぬ神室儀ではありますが、

今後ともどうぞ宜しく願えれば幸いに存じます。

改めまして。読了、有り難う御座いました。

 

作者 神室儀





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