Eternal Snow

特別編/キャラ座談会、第0回目(Web拍手用)。

 

 

この特別編は、完全なお祭り的思考によって書いています。

「」の前に名前を使用してますが、お見逃しください。

なお、ほぼ全部会話文です。

 

 

 

 祐一「Web拍手、ありがとうございました!」

 

 

 一弥「神室儀さん、及び終名さん共々、改めて感謝の念を」

 

 

 浩平「全く、作者や相方は今頃狂喜乱舞だろうな」

 

 

 純一「仕方ないっすよ、拍手貰えたってのが嬉しいんですから」

 

 

 舞人「しかし、どこの奇特な読者がわざわざ……」

 

 

 一弥「舞人さん! そんな失礼なこと言わないで下さいっ!

    ほら、土下座して下さい!……でなきゃ感電させますよ?」

 

 

 舞人「痛て! つかもう撃ってるじゃねぇか!

    わ、わかったわかった……その、変なコト言って済まん」

 

 

 祐一「誠意が足りん!………こいつには後でキツイお仕置きするんで勘弁して下さい」

 

 

 


 

 

 

 浩平「で、この座談会?ってのは何を?」

 

 

 一弥「はい、本編では語らないことを語ってみようというお話だそうで」

 

 

 舞人「俺たちが呼ばれた理由は?」

 

 

 祐一「主人公だからだろ、多分」

 

 

 純一「か、かったりぃ……めんどい」

 

 

 一弥「文句言わないで。これからも座談会は予定されてるんですから」

 

 

 浩平「マジで? あ、確かに第0回目とか書いてあるし……」

 

 

 舞人「これも主役の宿命か……ふっ、美しさは罪と言うことですな」

 

 

 純一「誰が美しいんすか、誰が」

 

 

 舞人「ぷ、ぷじゃけるな! このクールでニヒルなハードボイルドたる

    桜井舞人様が美しくないですと! どこに目をつけている貴様!」

 

 

 純一「いや、舞人さんと同じ所ですよ。俺人間だし」

 

 

 浩平「そんなことも判らないのか? 舞人って馬鹿だなぁ」

 

 

 舞人「お・ま・え・ら〜〜〜〜【アルティネイション・マイ】

 

 

 祐一「お前はこの会場を爆破させる気か! いい加減にしろ!」

 

 

 一弥「加勢します!」

 

 

 

――――――【ソニックエッジ!】

 

――――――【ブリッツボム!】

 

 

 

……風と雷が荒れ狂っております、しばらくお待ち下さい。

 

 

 

 祐一&一弥「はぁ……はぁ……」

 

 

 純一「あ、危ね〜……結界展開が間に合わなかったら怪我じゃすまなかった」

 

 

 舞人「…………な、何で俺を救ってくれなんだ……がく」

 

 

 浩平「あ、阿呆舞人……俺なんてただのとばっちり……がく」

 

 

 

閑話休題。

 

 

 

 祐一「よし、話を戻すか」

 

 

 一弥「はい、兄さん」

 

 

 純一「……あ〜、だ、大丈夫っすか、二人とも?」

 

 

 浩平「た、訊ねてる暇があるなら……回復させてくれ」

 

 

 舞人「……右に同じく」

 

 

 純一「かったりぃ……あーもう」

 

 

 

――――――【癒しの水と、聖なる加護の定めによりて、彼の者に祝福を】

 

 

更に閑話休題。

 

 

 

 祐一「話が逸れ過ぎだ。一弥、本題の解説を頼む」

 

 

 一弥「了解です。僕達の得意分野、苦手分野についてだそうです」

 

 

 浩平「ほう……どっちかというと今更な気がするが」

 

 

 舞人「全くだな、俺に不可能なぞないし」

 

 

 純一「まぁ舞人さんに関してはある意味当たってるかもしれないっすね」

 

 

 祐一「確かに舞人の改変は便利だが……。

    なら一番判り易い俺達の能力について説明するか」

 

 

 一弥「エタスノTOPページの神獣にマウスカーソルを合わせると

    それぞれ僕達の簡単な説明が出るのはご存知だと思います」

 

 

 舞人「但しあの設定には俺の【闇】の能力が載ってないな」

 

 

 浩平「第一部の46話で会得だったな。んじゃそれも合わせて説明してやれ」

 

 

 


 

 

 祐一「表示順で行く、まずは俺から。

    俺の能力は【風】、全ての風元素の大元になる力だ。

    風・水・炎・土に代表される四大元素の一つだな。

    風自体に質量が少ない所為で攻撃力が低い。

    その分スピードでカバーされてる。つーわけで風の本来の使い方は補助。

    結界・浄化・強化とかが得意分野だな」

 

 

 一弥「では次に僕ですね。元素能力【雷】、それが僕の能力です。

    四大元素の一つではありませんが、風とは相克する位置関係にあります。

    神話で言う風神・雷神を参考にしてもらえると判り易いかもです。

    雷そのものが光の亜種なので、速度、同時に高密度の破壊力を誇ります。

    その分防御能力が低いので、回復能力に乏しいです。

    弱点を挙げるとすればそこですね」

 

 

 浩平「んじゃ三番手は俺だな。【炎】それが俺の能力だ。

    四大元素の筆頭に挙げられる属性で、言うまでも無く攻撃力に特化してる。

    四大元素の中では一番戦闘向きで、浄化系統の能力も併せ持つ。

    一点集中させるのは得意だが、広範囲になると若干威力が落ちるかもな。

    それでも充分強いが。炎も回復にはあんま向かない」

 

 

 純一「さて、次は俺ですか。【水】が俺の所有能力です。

    四大元素の一つで、炎の対極に位置する属性っす。

    防御面に特化してます、俺達五人の中では一番上って自負もあったり。

    回復能力としても最高水準で、治癒能力にも負けない回復力を誇ります。

    【水】って媒体自体が『水蒸気』の気体、『水』の液体、『氷』の固体に

    変化するんで、元素能力の中では一番使いやすい能力らしいっす」

 

 

 舞人「最後になったが俺様からだ。俺は二重能力者でもある。

    所有能力は【改変】と元素能力【闇】(←第一部46話以降より)の二つ。

    俺の改変は能力の概念においては問答無用で最強だ。

    事象、万物、法則の改変、それは即ち全ての能力を御するということだ。

    “俺に不可能はない”という格言はここから来ているのだな。

    つまり、改変は全ての能力の最上位に位置するわけだ。

    ……俺様に相応しいと思わんかね?」

 

 

 祐一「いいから続き」

 

 

 舞人「む、エンターテイナーとしての雅を知らん奴よ……まぁいい。

    但し、大き過ぎる力にはその分の反動もあるのが英雄の宿命か。

    使用の制限やらフィードバック……色々面倒だったりするのだこれが。

    次に【闇】の元素能力だ。闇の宝珠を取り込んだことで会得したからな。

    故にまだ使いこなせていない、じゃじゃ馬という意味では改変とそう変わらん。

    だがまぁ、天才たる俺ならばすぐに問題なぞ無くなるがな、はっはっはっは」

 

 

 一弥「……ある意味間違ってない気もしますね」

 

 

 純一「舞人さんだからなぁ……」

 

 

 

閑話休題。

 

 

 

 祐一「まぁ大体こんなもんだが……他に付け加えることあるか?」

 

 

 浩平「いや、無いんじゃね?」

 

 

 舞人「上に同じく」

 

 

 一弥「あ。一つあります、元素能力の共通事項」

 

 

 純一「そうだった。当たり前だったから忘れてた」

 

 

 祐一「悪い悪い、ならそれも説明しとくか。

    元素能力ってのは能力概念の中でも上位に当たる代物。

    だから普通の人間が元素能力を所有してることはほぼない。

    俺達の場合は神器になった時に会得したのがほとんどだしな。

    で、そういう特殊な代物だから他にも特別なことが出来るわけで」

 

 

 一弥「その特別なことと云うのが【飛行】です。

    元素能力の保持者は飛行能力者ではありませんが、

    自分の意志で空を飛ぶことが出来ます」

 

 

 舞人「俺の場合は、闇を手に入れるまでは改変の応用で飛んでいた。

    あれが中々に重労働だったりするのだこれが」

 

 

 浩平「つっても、目立つからほとんど飛ばないけどな。

    俺達は私生活上、対外的には能力者じゃないことになってるし」

 

 

 純一「いや、俺は一応和菓子生成能力が認められてますが」

 

 

 一弥「別名ダイエット能力だね」

 

 

 祐一「どうする? ついでだからそれも説明しとくか?」

 

 

 純一「やめときます。

    イチイチ説明するほど大層なもんじゃないし、何よりかったりぃ」

 

 

 


 

 

 

 祐一「さて、今回はこれくらいか?」

 

 

 浩平「まぁ、まだまだ色々と語るテーマはありそうだが」

 

 

 純一「もういい加減疲れたんですけど、俺」

 

 

 一弥「大して苦労なんてしてないでしょう」

 

 

 舞人「いや、充分酷かった。お前達兄弟の所為で

    俺のピュアハートとアイアンボディはズタボロですよ! なあ浩平っ」

 

 

 浩平「ああ、跡が残ったらどうしてくれようか」

 

 

 純一「……俺が治したんだから残るわけないし」

 

 

 祐一「どこの誰がピュアだとほざく、馬鹿」

 

 

 一弥「第一、自業自得です」

 

 

 舞人「ムカムカ、失礼千万ですねっ! 浩平、こいつらを懲らしめるぞ!」

 

 

 浩平「合点承知!」

 

 

 

祐一、一弥、浩平、舞人がそれぞれ武器を取る。

順に刀、大鎌、拳銃、槍。

 

 

 

 祐一「少し反省しろ……空閻式抜刀術―――――祖の型――――【空刃】!!」

 

 

 一弥「座談会を戦場にする気ですかお二人とも……【グレイブディガー】!!」

 

 

 浩平「舐めたことを! 【SET!――Magnum】ッ!」

 

 

 舞人「俺様の強さを思い知るがいい! 

    【それは舞い散る桜のように】―――【雄々しく、故に強く】!!」

 

 

 

ドガンドガンザシュザシュ!!

ドンドンドンザンッザンッザンッ!!!

 

 

 

 純一「何やってんだか皆して。後始末は俺かよ、かったりぃ。

    ………………仕方ないから俺が締めるか」

 

 

 

純一、佇まいを直す。

 

 

 

 純一「Web拍手ありがとうございました。作者こと神室儀、相方こと終名も

    これを励みにして一層執筆を頑張りたいと思います。

    ……というわけで、これからも【Eternal Snow】、

    ついでに【Closed Village】を宜しくお願いします!」

 

 

 

で、その後ろでは。

 

 

 

祐一&一弥「風雷波!!!!」

 

 

 

ドギャアアアアアアァァァァッッッッ!!!!!!!

 

 

 

浩平&舞人「ちょ、それは洒落になんねぇ!?」

 

 

 

ドッゴォォォォォォォォォォッッン!!!!!

 

 

 

 

                              おしまい。

 

 

 

 


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