〜はじめに〜

Eternal Snow で使用している用語についての簡略的な説明です。
用語であって設定を説明するものではありません。
尚、作中特に注釈が必要なものに限定しています。

以上の前置きを理解の上、確認をお願いします。





【帰還者】

 

何らかの理由で現実との『絆』を失い

『永遠』に囚われ、しかし現実世界に戻ってきた存在。

『戻ってきた』ことを揶揄して帰還者と呼ばれる。

尚、その多くは永遠に囚われた影響で

記憶と人格を失い、同時に異形と化してしまっている。

【彼ら】は自分が失ってしまった『絆』を求め、人を襲うモノでもある。

 

また、壊れた状態ではあるが人格を保った帰還者も稀に存在し、

それらは『自我持ち』と呼ばれ、強力な力をもった存在でもある。

通常、人は永遠に囚われた瞬間に他人の記憶から存在が消失するのだが

例外事項として、他人の認識下で永遠に染まった場合や、

その当人が永遠から戻ってきた場合等に、他人の記憶が戻ることが確認されている。

 

 

【永遠】

 

現実との『絆』を失った人間が辿り着く場所。異なる次元世界。

その世界には時間も何もかもが存在せず、また同時に全てが存在しているとされ、

『其処』に辿り着けた人間は『其処』で失った全てを取り戻すことが出来ると云われる。

 

だが、永遠に囚われた人間は世界中の全ての人間から忘れ去られる運命にある。

また、普通の人間では『其処』に辿り着くことも出来ぬまま帰還者になる。

そして……万が、いや兆が一『其処』に辿り着けたとしても、

手に入るのは自分の記憶が作り出した偽者でしかない。

 

 

【DD】

 

デモン・デトネイターズの略。

人間が帰還者に対抗するために作った組織である。

各地方に司令部、全国に支部が存在し、帰還者の掃討を主な任務としている。

 

 

【DDE】

 

デモン・デトネイターズ・エスペランサの略。

DDの所属メンバーのことを指すが、一般的には

実働部所属の隊員を呼称する名である。

 

 

【養成校】

 

その名の通りDDEを養成するための学校。

七星・風見・桜坂の3校が現在存在し、

DDEを目指す少年少女が日夜勉学と戦闘訓練に励んでいる。

 

 

【ランク】

 

本人の実力を示すライセンス。

通常は養成校の生徒、警察関係者、そして能力者が所持。

A・B・C・Dの4種類からなり、Dは一般人レベル。

そのため実質的にはDランクは存在してない。

さらにランクごとに1〜3の番号があり、若い番号ほど実力が上とされる。

 

 

【クラス】

 

DDEが使用しているライセンスのこと。

同時にDDのエージェントの証であり、個人の実力の証でもある。

最低のDクラスから最高のAクラスまでが存在する。

注:【神器】は例外クラスに該当する。

 

 

【G.A】

 

グレイテスト・エージェントの略。

DDEにおいてAクラスを持つの中でも特に優秀な者の通称。

全員がG.Aの証である二つ名を持ち、

DDEを率いるトップエリートでもある。

神器が例外クラスであることを考慮すると、実質上の最高位。

 

現在のG.Aは

『零牙』『賢者』『氷帝の双魔:憎悪なりし刃/友愛なりし盾』

『斬鬼将』『戦乙女』『ジェネラル(将軍)』『アーザーディー(自由人)』

『白十字』『黒十字』『暴君』 の計11名。(但し、失踪者含)

 

 

【神器】

 

翼人の遺産と称されている『神衣』の継承者であり、

名目上全てのDDEの頂点に立つ最高の実力者のことを示す。

『青龍』『白虎』『朱雀』『玄武』『大蛇』……以上五種類の称号が存在。

 

但し、必ず五人揃うという訳ではなく

時代によっては一人も任命されなかったこともある。

前代の神器は『青龍』及び『白虎』の二名のみ。

同じ時代に神器五人が揃ったことが、初代を除いて今代だけであること。

加えて、全員がまだ学生であることを考慮し、現神器の正体は秘匿されている。

 

 

【能力】

 

帰還者に対抗するために人間が取得した力。

能力を使える人間を能力者と呼び、大抵の能力者は養成校に通いDDEを志す。

能力の種類は多岐に渡り、所有者の多い能力もあれば

その人物しか所有していないレアorマイナーな能力もある。

また、『元素能力』と呼ばれる特殊な能力も存在する。

 

 

【元素能力】

 

元素と呼ばれる特殊なエネルギーを扱うことにより

『炎』『水』『土』『風』『雷』『光』『闇』といった元素を操る能力のこと。

自然概念自体を操ることができるので、

威力・応用性共に通常の能力とは比較困難な程強力。

また、元素能力者は属性に問わず飛行可能でもある。

 

 

【翼人】

 

遥か昔、まだ人が能力に目覚めていない時代に

帰還者と戦っていたとされる翼を持つ種族。

全員が能力とは異なる超常の力の持ち主であったとされている。

もはや伝説の域であり、文献でしか存在を確認出来ないとの一説もある。

かつては多くの翼人が存在したというが、帰還者との戦いで種族全体が疲弊し、

非公式に翼人の末裔と呼ばれる一族が存在していたことだけが記録されている。

 

 

 

【翼人の遺産】・【翼人の秘宝】

 

かつて翼人が使っていたとされる武具や道具、

または翼人の力が込められた武具や道具のこと。

いずれも人間が所有するものより遥かに強い力を持つと云われる。

 

 

【宝珠】

 

翼人の遺産の一つ。月や闇といったいくつかの種類があり、

いずれも強力な力の結晶であるとされる。

状態によって『原石』や『輝石』と呼ばれる。

 

 

【魔装具】

 

翼人の遺産を参考にして

機工術師と呼ばれる職人が作り出した武具や道具。

それ自体が何らかの力を秘めており、

能力を持たない人間でもその力を振るうことが可能。

また、極少数だが能力を増幅したり

本人の力を元にして何らかの力を発揮する魔装具も存在する。



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