エタスノ75〜90話、朋也編計16話をお届けしました。

従来通り謝罪を真っ先に。
謝るべきことはたった一つです。

『CLANNADをエタスノにクロスオーバーさせて申し訳ありませんでしたっ!』

……どういう意味だ? と思われる方も多いでしょうが、とにかく謝ります。
今更なんですが、元々エタスノにCLANNADが参戦する予定は全くありませんでした。

私がエタスノという作品を思いついた時、CLANNADはまだ発売されておらず
(確か【今冬発売予定】と表示されていた頃?……覚え悪くてすいません)
初期プロットには朋也の「と」の字も出てはいませんでした。
とはいえクロスオーバーがKEYを中心としてましたから
【将来的に】という意味合いで終名にこぼしたことはあります。
CLANNADが出たらエタスノに出したいなぁ……と。
(こういう形で実現することになった訳ですが)

で、2004年のGW頃に実際にプレイしてみて感動した私は
「何が何でもエタスノに登場させる!」という決意をしたわけです。
終名には反対されました、もう止めておけと。
これ以上増やしてどうする。内容が更に混乱しても知らんぞ、と。

実に正論でして、正直全く反論出来なかったのですが
そこは作者権限、譲らぬままにCLANNAD編のプロットを構成。
その所為で今更ながらシナリオに無理が出ている可能性があります。
ですがどうにか統合性を付けていきますので、ご容赦下さい。


では、朋也編について。
基本テーマは、『他と違った形での【永遠】へのアプローチ』です。
先述の通り、エタスノにCLANNADが登場する予定はありませんでした。
ですが参入させる以上【何を目的にするか】というのを決める必要がありました。
既に「後付け設定万歳!」と化しているのですが……(汗)

主人公を朋也に据え、原作では不良となったエピソードを改変しました。
噛み砕くと『朋也は本来ならエリート、しかし永遠の所為で挫折した……』という感じです。
CLANNADを利用することで語る予定の無かった皆の過去などに触れていく予定です。
勿論、今後の展開で作品上隠しキャラの『あのキャラ』も出る予定です。


オリジナルキャラ紹介こ〜な〜♪(ぇ

この人をオリキャラと定義していいのか疑問がないわけではありませんが
『志麻 賀津記』さんです。
原作をプレイされた閲覧者の皆様からは色々と文句を言われそうなんですが……(汗
美佐枝さんの相手役にして朋也の恩師役を務めてもらう予定にある人です。
どこまで活躍するかは不明なんですけど、ね。


朋也父こと直幸氏は原作そのまま、という形にしませんでした。
神室儀はそのままにするつもりでしたが、終名がどうしても
あの人を悪者(?)のままでいさせたくないと強く要望があり、仕方なく(ぇ
CLANNADをクロスした借りがあるため、丸ごと私の意見というわけにはいきませんでした。
結果としてはまずまずの様子なので、終名の先見の明に感謝してます。


CLANNAD編、作者としては書きやすい印象がありました。
やはり舞人のように、独特の癖が無いためでしょうか?
話の構成そのものは春原をオチに使うことで楽でした(笑

しかし今更ですが、勝平君妙に目立ってる雰囲気でしたね〜。
何せ春原を差し置いて朋也の相棒になっていますから。
王道的にはそのポジションは春原がやるべきなのかもしれないのに。
実際のところ、半分ボケ役になっている気もしますが……(汗

とにかく、CLANNADもエタスノに必要な存在に昇華させたつもりです。
非難轟々、不満の数々御座いますでしょうが、何とかご容赦の程を(←自己中
これからも頑張って書いていくつもりですので!


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即返信をモットーに対応いたします。
特に感想貰えると非常に喜び勇みますw
最後になりますが、改めて朋也編読了頂きましてありがとうございました!

次回は『Kanonオリジナルキャラ』一弥編の後書きにてお目汚し致します。


作者 神室儀
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