エタスノ58〜74話、浩平編計17話をお届けしました。

今回の謝罪から。
兎にも角にも戦闘シーン短い&物足りない描写で情けないです。
神室儀は戦闘描写がとことん苦手です! どの程度まで描写すればいいのかが根本的に判りません。
細かすぎても駄目ですし、大雑把でも駄目、中々巧く書けません。
……他のSS作家様方はどうしてああも書けるのか……誰かご教授下さい、本気で。


では、浩平編について。
ONEにおける根幹、【永遠】という概念をエタスノでは全体に共通させています。
永遠そのものを改変しているため、原作のONEとは違った【永遠】の展開をさせました。
その影響を極端に受けたのは折原兄妹だろうと思います。
みさおは原作において浩平のトラウマとなり、【永遠】に関わってくるわけですが
エタスノでは確固たる存在として彼女を成立させました。
そう考えると一番救われた?のはみさおだと思います。
『ころころ……ころころ……』は個人的に名セリフなんですけどね。
浩平は……エタスノ主人公格の恒例経験、【恋人を失う】のために救われてません。

テーマはKanonと共通して『悲しいことが無かった』ですが、
ONEについては『永遠世界の別の可能性』という意味合いも多少あったりします。
その為という訳でもありませんが、ヒロインをどこまで補完出来るかが課題ですね。
初期プロットは二転三転していますから、どうなるかは現在進行形で変化中です(苦笑)
基本的に描写していない人達も大勢いますので、補完するのは一苦労です。
浩平編の中で告白まがいのこともしていますが……さぁどうなることやら。


いつもの如くオリジナルキャラ紹介。

『折原 みさお』、今更語るまでもなく、浩平の妹ですね。いえ実質瑞佳の妹っぽいですが。
脇キャラで全てが終わらなければいいなぁ、などと思いつつ。
割と重要な位置付けになりそうな予感はあるのですが……眉唾としてお聞き下さい。

『折原 由起子』、原作では『小坂由起子』(だったと思います)と浩平の叔母にあたる女性です。
ですがエタスノで叔母に位置付ける理由が無かったので母親にさせて頂きました。
その方が私的に楽だったもので、原作重視される皆様にはお詫びを。
ちなみにエタスノで一番謎な人です。きっと秋子さんよりも謎です。
強調しておきますが、由起子さんがDDEやG.Aというオチは予定してません、あくまで一般人です(笑)

『茨迎』に『キルス』……出番が少ししかありませんでしたが、無論終名のオリキャラです。
茨迎は終名が初めて提案してきた敵役です、確か。
感覚的にはジャンキー? 終名はどう意図したか判りませんが、私はそう認識してます。
キルスに関しては出番がほとんど無かったので、今回は無視します。

最後に『城島 司』
『小説版ONE 〜里村 茜〜』より名前を拝借した、原作での茜、詩子の幼馴染です。
エタスノでも一応幼馴染ポジションだったのですが、完全な敵役です。
具体的な設定等は終名に依頼したのですが、偶然にも浩平と同じ得物を使用することに。
おかげで無条件で浩平のライバルポジションを獲得です。
ちなみに、性格の元ネタは【Fate/stay night】の【間桐慎二】より拝借したとか。
………………憎まれ系キャラ確定ですね。


浩平編にて久々に祐一&一弥の兄弟コンビ登場。
私はこの二人が書けて満足です(マテ
しかし、由起子さんがああなるなんて予想外でした。
最初、あの人はただ名前があるだけの存在だったんですが、すっかり印象強く。
浩平編は由起子さんに限りますね、いや他にも色々ありますけど。
久瀬生徒会長はすっかり悪役ですし、シュンは碌に出番も無く居なくなりましたし……。
今後の展開にご期待頂ければ幸いで御座います。


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閲覧して頂きました皆様に御礼を申し上げます。

今度は『CLANNAD』朋也編にて失礼させて頂く所存です。


作者 神室儀
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