エタスノ32〜57話、舞人編計26話をお届けしました。

まずは恒例となりました謝罪から。
エタスノはネタバレ前提の上で製作しているのはおそらくご承知の上と思われますが
【それは舞い散る桜のように】編は今まで以上にゲームを知らないと何が何だか解らないと思います
極力セリフ回しなどは原作に近い形をとっているつもりですが、原作との相違に気付かれましたらご容赦下さい。

元々舞人編は他の作品と違い、エタスノプロット作成初期段階から原作シナリオと関連させたい、
という私の願望を投影させた状態から始まっています。
そこにあらゆるオリジナル要素を送り込んでいるわけですが……。
それ散るの雰囲気が出ていますでしょうか?……などと弱気な発言をば。

テーマは『原作を経た平行世界』とでもいいましょうか。
かといって全てが原作と共通というわけではありません。
例を挙げますと、33話内、『夢の回想セリフ』は半分近くが創作です。
なので原作では本来サブキャラと化しているキャラクターがでしゃばる可能性は多々あります。

原作を知らない閲覧者の皆様には誠に申し訳ないです。

メインヒロインと化しております希望と小町ですが、完全に私の趣味です。
元々原作でもこの二人がメインらしいのですが……意図的に贔屓しています。(爆)
D.C.編ではことりが無意識に、でしたが今回は違います。(断言)
特に私はこの作品の中で小町が一番好きなので、確実に贔屓されています。
その所為で他のシナリオ持ちヒロインが目立ってないです……ファンの方すみません。


舞人編で登場したオリジナルキャラは『谷河なすの』『桜井舞子』の二人です。
なすのは『それは舞い散る桜のように ヴィジュアルファンブック』にのみ掲載された
設定だけは存在し、本来ならばシナリオ持ち……になるはずだったキャラクターです。
絵を見る限り、本当に猫耳がついています。
あからさまな『萌え』狙いキャラ……原作に未登場なのが惜しまれるのかな?(笑)

舞子は『小説版それ散る』及び『ヴィジュアルファンブック』より名前を拝借しました、外見描写は創作です。
原作でも性格は大体あんな感じですね。母は強い。
余談ですが舞人の父は原作には登場してませんのでおそらくエタスノにも出ません。
存在だけは示唆された……程度で終わると思います。

追記 原作の舞人はピアスをしていません。
エタスノという作品の都合上、設定しております。

ようやく舞人編でシナリオが交差し始めました。
ここからいかに話を破綻させずに済むか……物凄く不安です。
さて、そんな不安もありますが一つ嬉しいことが。
キャラクターが勝手に動き出す、という感覚を味わうことが出来ました。
書いているのは私自身ですし、結局は創作でしかないわけで。
だからどうした、と言われればそれまでなんですけど……。
『これが噂の』という感じで一人嬉しかったりしてます。

舞人編は今までに比べて一番の長さとなりました。
正直を言いますと、それ散るのテキストは実に表現が難しいです。
なので原作の雰囲気を出しきれていません、痛感しています。
とはいえ、どうにかこうにか頑張って執筆していきます。
お付き合い頂ける方はどうぞ宜しくお願いします。


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さて、いつものことではございますが。
拙い作品ではありますが閲覧して下さった皆様に最大限の御礼を。
次は『ONE 〜輝く季節へ〜』浩平編の後書きにて失礼を致します。


作者 神室儀
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